サイトメニュー

投薬治療と箱庭療法

医療

改善に向けた治療内容と仕組み

心と体を休めることがうつ病の完治には不可欠ですが、それと並行して精神科医や心療内科医の下で治療を受けるのも肝要です。うつ病になるとヤル気が失われる場合が多く、精神科や心療内科ではこの症状を治すため、抗うつ剤を使った投薬治療が行われています。うつ病を引き起こすとノルアドレナリンというヤル気の素になる物質が極端に減ることから、抗うつ剤を飲んでこの物質を増やすのが目的です。また、うつ病では幸せを感じなくなるのも一般的で、セロトニンを増やす抗うつ剤はこの症状の治療にも用いられます。現在では抗うつ剤も数多く揃っていますが、第一選択薬として医師が選択するのは、副作用の少ない新薬が中心です。ただし、抗うつ剤は飲み始めてから効果が発揮されるまでしばらく期間が掛かるため、服用開始直後は効果を実感できなくても飲み続ける必要があります。そして、医師にうつ病を診てもらう時は風邪引きなどと同様、健康保険が使えるので安心です。もちろん抗うつ剤にも健康保険が利用できますから、費用を抑えて数々の症状を治せます。

箱庭療法は精神科や心療内科でも広く行われていますが、自由診療となっているなど、保険適用外の場合も少なくありません。この療法では砂が敷かれた箱の中に、動物や建物などのミニチュア模型を自由に配置していくのが特徴です。うつ病に見舞われる人は自分が抱えるストレスを把握するのが不得手と言われており、言葉で自分のストレスを語るのも苦手とされています。その点、箱庭療法なら言葉は不要ですから、会話自体が得意でない人でも、心の中を無意識部分を治療者に伝えられる仕組みです。なので箱庭を作る時は意図的に考えず、興味を引いたミニチュア模型を手に取って、気の向くままにシックリする位置に置いていくのがポイントになっています。無心で箱庭を作れば自分が抱えるストレスも自然と見えてくるなど、そのことで発散にもつながり、うつ病が良い方向へと向かうのです。心身症にはとくに適している療法とも言われているため、健康保険が適用されない場合でも、必要に合わせて検討してみると良いでしょう。

Copyright© 2019 心の病気でも安心して治療を進めることができる All Rights Reserved.